こんにちわ、malinconiaです。

寒くなって、冬が本格化しましたね。体調には気を付けなければなりませんね。皆さんもご自愛ください。

今回は、自分が持っていた「心理カウンセラーが伝授する保育の言葉かけタブー集」のまとめをしていきたいと思います。学校の先生をしていたmalinconia。子どもに対する言葉がけに悩んだときに、子育てで悩んだときに読んでいました。問題のある子供への言葉がけに悩む方に読んでほしい一冊です。

禁止させる、やめさせる

悪い言葉を連呼してアピールすることがある子供がいます。単純に悪い言葉だというのが分かっていながら、連呼するのはアピールして大人にかまってもらうために行っています。そんなときは、無視するのが一番です。また、大人に対して「ぶす」などの言葉を連呼しているときもわかっていてやっています。そんなときでも無視をして、他に子供がいれば、その子の言葉遣いを大きな声で褒めることが有効です。目の前で褒めることで子供の「自分も褒められたい」という気持ちに火をつけることができて、効果的です。

危ないことをしている子供に対して「やめなさい」というのも可能ですが、「ママは、○○ちゃんがケガするのかもしれないと思ってとても心配になったよ」と、なぜ怒ろうと思ったのか理由を言えると子供の心に残り、再び同じ危険なことをしないようになります。

静かにしていてほしい場面でも、こんな風にアプローチすると、こちらも安心して過ごせます。「誰が一番静かにしていられるでしょうか、今からです、よーい、ドン」この言葉だけで、静かに過ごそうと努めます。「○○やめましょう」より「○○しましょう」のほうが脳の機能としてはすんなり受け入れることができるのは、NLPの本の中にもありました。

してほしいことがあるときの促し方

もじもじしていて、お友達やきょうだいに伝えなくてはならない言葉「ありがとう」「ごめんなさい」などを言えない時、「早く言いなさい」と促すこともできますが、一度、子供の心に寄り添ってみて一緒に言ってあげるとよいでしょう。「せーの、ごめんなさい」「せーの、いーれーて」など、公園で出会った子の仲間に入れてもらうときに一緒に言ってあげられると、頑張ろうと努力します。

一緒にやってほしいお手伝いなどがあるのにもかかわらず、やろうとしない子には、やった方が楽しいのだということを伝えてみるのはどうでしょう。例えば、お手伝い。なかなかやろうとしない子もいるかもしれませんが、「うわー、早くて助かるわ」「お手伝いって楽しいね」などと言いながら、誘う方法もあります。

勉強してくれない子にも、この言葉でやる気を出してもらいます。「○○ちゃんは、勉強じゃなくて△△したいんだね。じゃあ、勉強ができるようになったら、勉強しようね。待ってるからね。」というと、自分の要求を聞いてもらえたと思い、こちらの要求を聞いてもらえるようになります。

おもちゃの取り合いをしているときは、「あと、どのくらいで貸してあげられそう?あと何回?何分?」など、具体的な時間や回数を提示すると、心のゆとりが生まれて貸し借りができるようになるそうです。「いいから貸してあげなさい」も、悪いとは言いませんが、子供の主張を捻じ曲げてしまうので、尊重されていないと感じてしまうかもしれません。

片付けをなかなかしない時には、「お片付け隊になってください。」と、威勢よく子供に言い放ってみましょう。「ああ、あんなところに隊員が、片づけています。」などと、実況すると、食いついて片づけてくれるかもしれません。

子供を導くためには、罰が使われやすい。ましてや、私のように罰のみで育てられたものにとって、罰はとても辛く、親子の信頼関係を壊します。しかし、報酬、例えば褒められることを使えば、注目を集めて自分を見てほしい子供からしたら、褒められることは、報酬にあたります。うまい報酬を考えながら子育てしていくことが大切かもしれません。

励ますとき

悔し泣きをしているとき、悔しい思いをしているとき、悔しい気持ちを代弁してあげると、自分の気持ちを味わうことができます。それに合わせて、子供を心配したり、今までの努力を褒めたりすることで、そういう一面もあるのだと認識させるだけで、心に余裕ができるそうです。受験や試験などに応用が利きそうですね。何歳になっても、話し方が違うだけで、話す内容は同じで大丈夫です。

緊張している子供には、「ドキドキするよね、力が入っちゃうよね。息をふぅーっと吐いてみよう。」と、具体的なアドバイスをすると、わかりやすいですし、ドキドキする気持ちに寄り添ってみましょう。寄り添ってもらうだけでも、緊張が和らぎます。

信頼関係を育む

「ママ、見て」と言われたら、基本的に振り向くようにすることは大切です。子どもはいつでも親に認めてもらいたいものです。忙しいかもしれないけど、ちょっと我慢して、振り向いてあげてください。そして、「すごいね、見つけたの」「すごいもの見せてくれたね」と、感動して伝えてください。これで、自分の存在を認めてくれると信頼関係を築くことができます。

保育園や幼稚園の先生用の本ですが、子育てにとても役立つことばかりでした。また、年齢の上がった子供にも使えそうないようなので、学校の先生にも使えそうです。こういうコツを知っているだけでも、子育てが楽になります。

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