こんにちわ、malinconiaです。
今回も、育児に役立ちそうなNLPについての本を読んでみました。NLPとは、malinconia流で説明をすると…
- 人の話を聞くときの聞き方や質問の仕方などの対応の仕方
- 自分が望んでいるような自分になるための心理学的方法
と、捉えています。
この本は、「図解でわかる」シリーズの一冊です。米国NLP協会認定マスタープラクティショナーの資格をお持ちの直井みずほ著書です。ビジネススキルの講師をされているとあって、会社で働いている人向けの内容になっていました。具体的なビジネスでの困りごとや悩み事を一つ一つ丁寧に洗い出し、一つ一つに「こんなNLPの手法が使えますよ」と、案内してありました。NLPをさらっと知ってすぐ使いたい人におすすめします。内容も説明書きなどは少なく、軽く読めるところが良かったと思います。「図解でわかる」とのことでしたが、目の動きで相手の大切にしている感覚を探る方法(アイアクセシング・キュー)は絵が上を向いた、下を向いた、横を向いた絵が描いてあり、とても分かりやすかったです。しかし、それ以外の図解は同じ形の同じ配置のものばかりで、理解を深めるところまでには至らなかったので、注意が必要です。
傾聴とは十四の心で聴く
NLPと少し離れますが、「聴く」という漢字は、分けると「耳」「十」「四」「心」と書かれています。これは、十四個の視点をもって話を聞きましょうということだと書いてありました。具体的には…
- 受容
- 共感
- 好意
- 興味
- 肯定
- 優しさ
- 理解
- ゆったりとした態度
- 誠実
- 先入観の無さ
- 明るさ
- 公平
- 信頼
- 感謝
だそうです。聴こうと思えば簡単に聞けそうですが、こうしてずらっと書いてみると、難しさに気づきました。
娘たちの話を聞いているときにこの態度をできているかと考えてみると、共感をもって聴くことができずに、流れ作業のようになってしまっていることが多いと思います。興味も優しさも持っているように見せかけて、伝わっていないような気がします。ゆったりした態度も「早く話し終わってよ」と思って聴いているような気がします。先入観の無さも、「どうせまた同じ話だろう」と、先入観を持っているので、あまり注意して聞いていないように思います。最後の感謝も、「私に話してくれてありがとう」の気持ちは大切だと思いました。