こんにちわ、malinconiaです。
今回も、育児に役立ちそうなNLPについての本を読んでみました。NLPとは、malinconia流で説明をすると…
- 人の話を聞くときの聞き方や質問の仕方などの対応の仕方
- 自分が望んでいるような自分になるための心理学的方法
と、捉えています。
この本は「手に取るようにわかる」シリーズの一冊です。米国NLP協会認定トレーナーの加藤聖龍著書です。どうしてもNLPを理解したくて、根気強く読んでみました。一冊まるっと読み終わった後、膨大な情報量の本の内容を思い出してみる…頭がNLP用語でいっぱい…。ショートしそう。理解したようで理解できていないようで…というように、一筋縄ではいかない感じがします。でも、子育てに生かせそうなところだけピックアップさせてもらいたいと思います。
脳は否定形を受け付けない
本書にあった内容は、「137という数字を覚えないでください」と言われると、頭の中に137が自然と出てきてしまうという内容。「覚えないで」と言われているのにもかかわらず、出てきてしまうのは脳の仕組みで、キーワードを記憶してしまうという仕組みになってしまうそうです。これは、育児にも生かせると思いました。「○○を触らないで」「○○しないで」「○○やめて」と子育てしていることに気が付きました。この言葉すべて○○をやるように記憶させていることに気が付きました。そうではなく、肯定的な言い方で相手に伝えましょうとのことなので、さっそく直します。「○○触らないで、△△で遊ぼう」「○○しないで、おててはお膝に置いておきましょう」「○○しないで、△△をやってみない?」といういい方でやってみたところ、素直に指示したことをやってくれました。
この本のよいところは、比喩表現がうまく使われていて、文章の内容に入りやすいこと。図は少な目なので、文章で理解することが得意な人が読むとよいかもしれません。でも、勉強大嫌いだったmalinconiaが1冊まるまる読めたので、わかりやすい文章であると思います。また、巻末に小さな辞書が付いており、わからない用語を検索できるとところもよいと思いました。個人的には、メタモデルの説明がとても勉強になりました。