こんにちわ、malinconiaです。

今、最近あまり見かけないタレントの方がよくやっている、資格に、私も挑戦しています。

今回は、ほめ育てアドバイザーの資格を取りましたので、内容をかいつまんで紹介したいと思います。

前回は、母親としての心構えや考え方について学んでいきましたが、今回は、実際に子供にどうアプローチしたらよいかを学びます。

ママは、審判役ではなく、応援者

運動会、楽しいですよね。みんなが勝負に向かう姿はとても素敵です。子どもも同じようにいろんなことにひたむきに挑戦しています。運動会では、審判が居て、応援に来る親もいます。子育てでは、ママが審判役になりがちです。「はい、お茶こぼしたから失格」「はい、ご飯投げたから失格」「走ってはいけないところで走ったから失格」など、審判してばかりです。このように失格と言ってばかりでは、子供からの信頼ももらえません。なので、是非、応援者として子育てをしてほしいと思います。「お茶こぼしちゃったけど、努力して飲めてるよね」「ご飯投げちゃったね、もうおなかすいてないなら食べるのやめましょうか」「走ってはいけないところなので、走らないように頑張ろうね」そんなメッセージが子供に届けば、子供との信頼関係も深くなります。

愛情のタンクを満タンにするのが親の役目

子供は車と同じ。早いスピードを出してどこへでも連れて行ってくれる、素敵な存在。私たち親を未知の未来へと一緒に連れて行ってくれます。そして、親はそれを楽しみにしています。しかし、車には、充電が必要だったり、ガソリンが必要だったりします。それがないと、走れません。それと同じように、素敵な存在である、未来へ連れて行ってくれる子どもたちには、愛情言う名のガソリン必要です。愛情のタンクを満タンにしないと、未知の未来へとは連れて行ってはくれません。必ず、毎日愛情のガソリンがあるから保育園・学校で頑張れるのです。ガソリンを入れるのは、私たち親の役目です。

愛情のタンクの埋め方

愛情のタンクの埋め方は、たくさんあります。できるところからやってみましょう。

  • 子供の興味のあることに、親も興味を示す
  • 一緒になって遊ぶ
  • 一緒にご飯を食べる
  • 子供の話をよく聴く
  • 抱っこしたりなど、スキンシップをする
  • 子供のポジティブな感情に乗ってみる(一緒に笑ってみる、喜んでみる)
  • 子供の良さを強化する
  • 他人のためにやったことをほめる
  • ほんの少しの進歩でも見逃さずにほめる
  • 心を込めて励ます
  • 「頼りになるね」「助かるよ」など、存在を認めていることを頻繁に伝える
  • 落ち込んでいるときは寄り添ったり、親自身の失敗談を話す
  • 失敗してもやりなおしができることを伝える
  • ユーモアを使って笑わせる(皮肉やからかい、冷やかしはよくありません)
  • 自分の経験や、夫婦の出会いの話など、昔の話をする
  • その子だけのための特別なイベントを作る
  • 触れ合う時間が取れない場合は、置手紙やお弁当にメモを付けたりする

私もこの資格を勉強してから実践してみたのですが、抱っこしたりスキンシップはよくするようにしています。現在8y9mは現在30kgほどあります。でも、私の体力が許す限りちゃんと持ち上げて抱っこするようにしています。抱っこされると「優しい気持ちになる」そうです、5y1mがそう話してくれました。子どものポジティブな感情に乗ってみるでは、子供が楽しそうにしているときに私も大きな声で「ママ、超楽しい」と言ったらかなり喜んでくれました。また、私と旦那が知り合った時の事、どうして結婚したのか、8y9mが生まれた時の事、5y1mが生まれた時のことなどを話すと、目を輝かせながら話を聞いてくれます。話しているこっちも幸せな気持ちになれます。あとは、誕生日などは家族で盛大に祝うようにしています。

やってほしい行動があるときのポイント

片付け、着替え、歯磨きなど、本人は嫌がっているけど親がやってほしいと思っていることもありますよね。そんなときは、この四つの方法を試してみてください。

  • やりたがらない行動の前にすんなりやれることを盛り込む

人間の心理として一度受け入れたことはそのあとも続いて受け入れられるようになります。

  • 選択肢を用意して自分で選ばせる

例えば着替え。ズボンから履くのか、上着から切るのか、選ばせます。歯磨きなら、上の歯から磨くのか、下の歯から磨くのか、決めさせます。片付けであれば、ブロックの色別に赤から片づけるのか青から片づけるのかを選ばせて行動を促します。

  • 平常心を保って声掛けをする

子供は何度でも失敗するものです。大人のように一度注意したことを二度と言われないようにする…などは、中学生くらいからできるようになります。しかしそれまでは、何度でも声掛けが必要です。そんなとき、怒った口調で言ってしまえば子供を傷つけることにもなりかねませんので、ここは一歩引いて、平常心を保ったまま淡々と声掛けを行いましょう。

  • 子供を一人の人間として尊重する

子供だから、何度も言わせるから、と言って、見下したり軽視してはいけません。子どもも一人の立派な人間です。尊敬の気持ちをもって接すると、子供もそれを察知します。大切にされているな、認められているなと思うと自然と行動を起こしやすくなります。

やってほしい行動への物のごほうびは必要か

ごほうびは、子供が一番喜ぶ事です。ご飯を全部食べたらイチゴをあげようね、など、ごほうびをあげた時の顔は最高の顔をします。だから、ついついあげてしまいがちです。しかし、やってほしい行動へのほめ以外の物のごほうびはあまりお勧めできませんエスカレートしたり、満足感を保てなかったりしていくからです。私はそれをやってしまいました。おかげで家計はきついです。8y9mは、ピアノの練習が大嫌い。いつも駄々をこねます。私としてはとても辛いです。あるとき、8y9mが「やめたい」と言い出しました。でも、最低でも4年生までは続けないと楽譜を読んでスッと弾けるようにならないことを私は知っています。「4年生終わるまではやってほしいんだけど」と言って、一曲合格するごとに20円をあげる約束を取り付けてしまいました。20円って、正直高いです。私には、ほめる技術がなかったのでそうなってしまったのですが、今後、このようなご褒美はやめたいと思います。では、どうするのか、ほめることです。ほめて、ごほうびに高い高いしてあげたり、一緒にゲームしてあげたりなどのごほうびを用意するとよいそうです。

行動の目標が決まったらスモールステップでやりきらせる

例えば、あなたが子供におもちゃの片づけを自分から進んでやってほしいと考えたとします。「さあ、明日からは自分で出したおもちゃをママに言われる前に片づけるんだよ」と言ったとしてもすぐにやれないことは、誰でも経験からわかるはずです。そこで、使いたいのがこのスモールステップです。第一段階はママが「ああ、大変だ、おもちゃがいっぱいで歩けないよ」と言いながら片付けをどうするか見本を見せます。第二段階では、「片づけないと歩けないから一緒に片づけよう」と誘って一緒に片づけます。第三段階では「今日は、本だけ○○ちゃんが片づけてくれる?」などと、限定をしてお願いをして一緒に片づけます。第四段階では「今日は全部○○ちゃんが片づけてみようか」と、誘って様子を見ます。全部できそうでなければ、半分、ここからここまでと範囲を決めたりしていきます。最終段階ではすべてのおもちゃを自分で片づけられるようにする…という要領でスモールステップで課題を解決させるようにします。

ほめるタイミングの重要さ

ほめ育ての肝となるところです。いったいいつほめるのがベストなのか。ほめるタイミングだけで、効果を絶大にしてくれます。それは行っている最中、もしくは直後がベストです。このタイミングを守るだけで、良い行動が増え続けてくれます。そのためには、子供の様子をよく観察することが大切です。よい行いをするのはママが観察しているときだけとは限りません。常に子供の様子を観察して、ほめポイントを逃さないようにしましょう。例えば、勉強をやっている最中にほめたりします。やらせているのは親の私ですが、一生懸命解いている間に言うようにしています。

叱るときは叱る

ほめてばかりが子育てではありません。叱らなくてはならない時も必ずやってきます。大切なことは…

  • 危険な行為をした時
  • 他者の権利を侵害した時
  • 基礎的な生活習慣を守れない時

この三つは叱ってもよいとありました。まずは、最低限のことをやってもらいましょう。次に取り組むのは、礼儀についてです。

  • 挨拶
  • 食事マナー
  • 片付け

その次は家庭内におけるルールです。

  • 宿題
  • 勉強習慣
  • ゲームや携帯の時間
  • 習い事

しつけのポイント

ルールは作ることが目的ではなく、守ることが大切です。お互いに話し合って決めることが大切です。一方的に決めてはきっと破ることになってしまうからです。しつけるときは、必ず子供にわかりやすい表現で伝えましょう。例えば、電車の中で靴を履いて座席に上っていたとしたら、「靴を脱いで上がろうね」など、わかりやすい指示をすることを心がけましょう。あとは、守れるようにサポートもしましょう。例えば、スーパーに行くと必ずおやつを欲しがるときは、家にいて出発する前から「今日はお菓子は買いません」と宣言をしてから出発するようにしてください。ルールを守る土台を作るのは親側です。また、作ったルールは家族全員が守れるようにすると、模範にもなれるし一石二鳥です。

今回は実際の子育ての場面でのコツをいくつか紹介しました。malinconiaにとって一番難しいと感じたのは、子供に注意を向けてほめるタイミングを逸しないことです。これがなかなか難しい。できるときだけでもやろうと思います。

ほめ育てアドバイザーの資格を取りました。ご興味のある方、ご相談のある方、お待ちしております。InstagramのDMよりお申し込みください。アイディアいっぱいの回答を用意しています。

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