こんにちわ、malinconiaです。
今、流行っていますよね、最近テレビで見ないタレントさんがこぞって取る、あれです、資格です。malinconiaも真似して取ってみています。なかなか面白いですよ。世界観が広がるみたいで。これがお仕事になったらもっと楽しいものに感じると思います。お金ももらえて資格も取れてウハウハ…みたいな。
今日は、毒親育ちとして、この育て方はぜひマスターしておきたいと考えて、取りました。内容も詳しいですし、わかりやすい、何度も同じことを伝えてくれるので、学習として入ってきやすいと思います。
キャリアカレッジジャパンのほめ育てアドバイザーです。
日本の子育てと欧米の子育ての違い
日本の子育てにおいて、心理学的アプローチではなく、根性論や精神論で育児することが多いです。例えば、「ママだから○○すべき」「ママだから子供を○○させるべき」など、プレッシャーが多くのしかかっているのですが、気持ちだけでそれを乗り切ろうとする傾向があります。しかし、欧米の子育てでは、心理学にのっとった理論的な方法を用いられるそうです。だから考案された佐藤めぐみ先生はこれを日本に広めたいと監修されたと書かれていました。私も最近思ったのですが、「誰でもやってるから私もできる」と思ったら大間違いなのが育児です。とっても技術を必要とされます。もちろん、技術や子供の心をないがしろにした育児になると、malinconiaのような毒親の育児になってしまうので、注意も必要ですし、なにせ骨の折れる修行です。こうして勉強しながらやっていかないといけないのだと思います。毒親育ちならなおさらです。
自己肯定感はどのように発達するのか
自己肯定感は0歳のころから存在しており、0歳の頃はママと同化しています。その後、1歳前後で自己を意識するようになります。3歳から5歳の子供は自己肯定感がとても高く、自分を否定したり、物事を後ろ向きに考えたりすることは、まったくないそうです。しかし、小学校低学年頃になると、肯定的ながらも自己肯定感が下がり始めます。小学校中高年になると、学校での成績の比較が自己肯定感に影響をもたらし始めます。大人に連れて下がっていく傾向にあるのです。
自己肯定感と自己効力感
自己肯定感と自己効力感はよく似ていますが、本質的には違います。自己肯定感は「自分が自分でよかった」「悪いところもあるけれど、いいところもあるからどちらも素敵」「自分は大切な存在だ」と感じる心です。一方の自己効力感は「自分ならやり遂げられる」「自分何らやれる」と、自分の能力に期待する自信を持っているといえます。この自己肯定感と自己効力感。バランスが大切で、大本となるのは自己肯定感です。自己肯定感がしっかりしているからこそ、自己効力感が働くようになる、そんな立ち位置です。ですから、まずは自己肯定感を育てることがカギになってくるわけです。
思考スタイルを頭に入れておこう
心理学者のエリス博士が考えた、感情と行動の関係性をわかりやすくするために1955年に発案されたものです。
心のABC
A→何かが起こったとき
B→それをどうやって心が捉えるか
C→感情や行動が変わってくる
これが感情の仕上がり方です。普段生活をしていると、AからCに自動的にシフトしていると勘違いしがちですが、必ずそこにはBが入っていることです。判断しているのは自分の心だということが分かります。このBを変えていこうというのがこの講座です。
心にピンクのサングラスをかける
サングラスをかけると、すべて物の色が、サングラスのグラスの色に見えませんか。ここでは、ピンクの色のサングラスを心にかけて、すべてのもの、人、行動、がプラス思考で捉えられるように努力することです。これは、mallinconiaには、難しかったです。もともとグレーのサングラス(マイナス思考)を掛けがちだったので、ピンクに変更するのはとても難しかったです。自分の思考をそもそも変えるって簡単ではないですよね。でも、これも子供のためです。先ほどのBを変えるということです。このBの部分で、良いことは大きくとらえて、良くない、思わしくない、嫌だったことは小さくとらえるようにします。
叱る機会を減らして褒める
このままでは、ダメなことをしていても、止めることなく、問いただすこともなく過ぎ去ってしまうのではと心配されるかもしれませんが、ダメな時は止めます。止めて、「○○だともっと素敵だと思うな」「○○のほうがいいと思うな」と、前向き変換して伝えます。これも技術が必要です。なぜかというと、ダメなことをダメだとはっきり伝えた方が伝わる気がするし、やってくれなくなるような気がするからです。でも、今回の子育てでは、褒めることで行動を変えていきます。「もしかしたら、○○したら褒められるかもしれない」と子供に教えたり、想像させたりすることが中心となります。軸としては、「褒められるようになりたいよね」「こうしたら褒めてあげられるよ」の軸で子供に接するとできるようになると思いました。
長く、広く、肯定する褒め言葉
褒めるときは、長く、広く、肯定することが大切です。どういうことか。テストで良い点を取ったとしましょう。「100点も取れたなんてすごいじゃん」これも素敵な言葉だとは思いますが、ここは100点を取ったことではなく、その努力に目を向けます。「100点とれるなんて、授業をちゃんと聞いている証拠だね」「ゲームするのをやめて頑張って宿題をしていたから100点とれたんだね」など、それまでの過程を「長く」褒めることが大切です。次には広く褒めるですが、雪だるま式に褒めていく方法です。「○○ちゃんは、字を書くのもうまいけど、絵をかくのも上手なんだよね」「○○ちゃんは、ダンスも上手だけど、ピアノ弾くのも上手なんだよね」と、他のこともひっくるめて褒めます。これなら簡単にできそうです。最後に肯定すること。「優しい子だよね」「頑張り屋さんだよね」「よく気が付く子だよね」と、丸ごと肯定をします。これも、そんなに難しくありません、私の場合は、回数を増やすことに課題があります。ピンクのサングラスで褒める回数を増やしたいと思います。
残念な出来事もポジティブに考えていく
これもとても難しいことですね。例えば挨拶を子供としたのに返してもらえなかったとき、子供から「どうしてあいさつしたのにあの人は返さなかったのかな」などと聞かれたときには「もしかしたら、聞こえなかったのかもしれないよ、今度は大きな声であいさつしようね」と励ますことが出来ます。たまたま声が小さかっただけというポジティブな変換が含まれています。これは、malinconiaにはできません、難しすぎて。ピンクのサングラスの効果が薄れてしまいそうで心配です。いつか、やっていったら自然にできるようになるのかしら。
自己効力感は上下しやすい傾向にある
自己効力感とは「自分ならできる」とやる気を出すことです。しかし、この自己効力感、かなり上下しやすい傾向があります。何かに挑戦した後、成功した場合、自己効力感は確実に増しますが、失敗した場合だだ下がりになります。当然です、失敗したので。そこを支えるのが自己肯定感です。自己肯定感があれば、もう一度自己効力感を高めて何かに挑戦することが出来ます。そこで大切になってくるのがほめ育てメソッド、「100点が取れなくても、例えば0点でもママにとっては大切な子だからね」と伝えて自己肯定感をアップさせます。ほかにも「それでも努力できたことが素晴らしいと思うよ」ということもできるでしょう。
母親自身の自己肯定感を上げる
これは、他の記事でも紹介しましたが、自分の良い所、歌がうまい、字が上手など、大して自慢にならないことから、過大評価して、料理が上手など、良い所。それから、頑張っていること、毎日朝ご飯を用意していること、毎日勉強に付き合っていることなど、家事育児全般自分が一生懸命やっていること。そしてこれが一番大切だと思います。今日のよかった事。今日も子供が無事に家に帰ってきたこと、など、当たり前のことから探せるとよいと思います。そんなことを紙に書いて日記にしたり、私は自己肯定感ノートを書いているので、それに書いています。そんなことも自己肯定感を上げるのによいことです。
この講座を学んでみて思ったのは、いかに自分がマイナス思考だったかということを思い知ったことでした。プラス思考にはとてもエネルギーがいること、でも、ピンクの眼鏡で何とかなりそうなこと、ほめることで子供との関係性が変わったことを実感しました。褒めるだけでよい行動が増えてきたのです、成長もあると思いますが。褒めるとまたやるということもわかってきたので、これから生かしていきたいと思います。
また、ほめ育てについて知りたい人は、相談も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。インスタグラムのDMよりお申し込みください。対応させていただきます。