大殺界過ごし方決定版

こんにちわ、malinconiaです。

大殺界中、なんとか開運して、自分の思う生活を手に入れたい。

大殺界の不運から自分を遠ざけたい。

そんな思い、誰しもが持つ希望ではないでしょうか。

「大殺界」と検索すると、「過ごし方」について書いてある記事はたくさんある。目を通してみても同じようなことばかり。あれはするな、これはしないほうが良い、これは絶対ダメなど、禁止用語が並びます

禁止であればやらなければ良いだけのことなので、簡単。禁止事項をやらない生活をすればよいのです。しかし、「このように過ごしましょう」と書いてあるものは実に少ないのです。

今回はmalinconiaの信じている六星占術の大殺界について、積極的にやっていきたい過ごし方をいろんな書籍の中から引き出して読み解いていきたいと思います。

大殺界とは

大殺界とは、六星占術の中に必ず出てくるワードでこの言葉が一番世に出回っていると思います。12年の周期のうち、必ず訪れる3年のことを大殺界と呼んでいます。

詳しく説明していくと、初年度は陰影という星回り、次年度は停止という星回り、最終年は減退の星回りという内容に分かれています。

陰影

何をしてもうまくいかず心ここにあらずといった状態が続く一年。気づかないうちに窮地におちいるため、常に周囲の状況判断を怠らず、慎重に身の振り方を考えていく必要あり。

六星占術による〇〇星人の運命 平成23年度版 細木数子著

陰影

何をやってもうまくいかず、よけいな荷物を背負い込む結果になりがち。焦れば焦るほど泥沼にはまり込むので流れに逆らわないこと。何が起こってもじっと我慢の一年と覚悟すること。

六星占術による〇〇星人の運命 令和6年度 細木かおり著

停止

仕事、恋愛、金銭など、すべてにわたり、これまでの価値観がくつがえされるとき。ふだんと同じことをしていても進退きわまる状況におちいる。物事を甘く見ないことが大切。

六星占術による〇〇星人の運命 平成23年度 細木数子著

停止

どう頑張っても思い通りに運ばず、気分が滅入りがち。現状を打開しようとしても動けば動くほど事態は悪化するだけ。考えすぎると精神面に影響するので、あまり深刻に捉えすぎないこと。

六星占術による〇〇星人の運命 令和6年度 細木かおり著

減退

運気をやや上昇に向かい、なんとなく晴れやかな気分を味わえる機会が増えていく。しかし、恋人や友人との別離など、人との縁が途切れることが続き、寂しい思いをしそう。

六星占術による〇〇星人の運命 平成23年度 細木数子著

減退

人間関係で深刻なトラブルに見舞われ、精神的ダメージを避けられない。他人の言葉は疑ってかかるほうが賢明。お金へのこだわりを捨てれば、人生における最悪の事態は回避できそう。

六星占術による〇〇星人の運命 令和6年度 細木かおり著

六星占術では大殺界(3年間)となっていますが、四柱推命では空亡(2年間)、算命学では天中殺(2年間)と、ほかの占いにも同じような時期が設定されており、必ずその期間は重なりますので、ほかの占いでも同じような意味があるといえるでしょう。

大殺界の過ごし方、マイナスにマイナスを持ってきてプラスにする

大殺界はあなたの運気がマイナスに転じることを意味していますから、そのマイナスに対して、もう一つマイナスを持ってくれば、プラスに変わるのです。

六星占術による〇〇星人の運命 平成23年度 細木数子著

マイナス×(かける)マイナスは、プラスになるという掛け算で例えています。この考え方はあくまで細木数子氏の著書によるもの。かおり氏とは少し捉え方が違うようです。

マイナス×(かける)マイナスは、プラスになる…どういうことか。

占命盤で自分の星と対極にある運命星の特徴になっていることなどにチャレンジするとよいのです。

決定版 大殺界に克つ相性 細木数子著

占命盤は、六星占術を占う時に使う図のことです。

土星人は天王星人のようにふるまい、天王星人は土星人のようにふるまう。

金星人は木星人のようにふるまい、木星人は金星人のようにふるまう。

火星人は水星人のようにふるまい、水星人は火星人のようにふるまう。

自分の星人の特性のみならず、ほかの星人の基本的性格を理解しておくことは重要なことだとわかります。最低でも自分と対極にある星人の基本的性格だけでも知っておくと大殺界に役に立ちそうですね。

大殺界の過ごし方、毒消しをする

土星人(+)の細木数子氏。宿命大殺界中の大殺界中に、本を出版されています。そこではこんな一言が。

大殺界にあった私にとって一番不向きな、本を書くという行動とを結びつけたのです。

六星占術によるあなたの宿命 細木数子・かおり著

土星人といえば、理想を追い求める努力家、筋の通らないことは大嫌い…などありますが、特に本を書くことについて苦手だとか向いていないなどと書かれている著書は見当たりません。しかし、「一番不向き」と書いてあるということから、今まで一度もやったこともないし、本を書いて褒められたこともないし、身近にやっている人もいないし、自分からは一番遠いであろう内容の事ととらえることができます。

そういった、自分の今までの人生の中で想像もつかなかった、もしくは苦手、誰もやったことのなかったようなことにチャレンジするというのも大殺界の魔力を和らげることができるかもしれません。

様々なサイトで大殺界を調べましたが、毒消しは本を読んで初めて気が付いたことです。また、占命盤の反対側の星人のようにふるまうことも、ほかサイトで触れられていることも少なく、本を読んで確信できたことでした。

名前だけ聞いているととても怖いイメージのある大殺界。もちろん私も怖いです。出来たら避けたいです、というか逃げたいです。でも、誰にでも訪れるということなので、大殺界中は今書いたことを忘れないようにして過ごしていきたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。読んでいただいたあなたの大殺界が少しでも和らぎますように。

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