後悔しないジーナ式子育て

こんにちわ、malinconiaです。

今回は、現在8y5mの子が生まれて間もない頃のころからを思い出しながらやってればよかったと後悔しないためのジーナ式子育てについて私の見解を書いていきたいと思います。

一時期はやっていたジーナ式子育て、私も実践しました。実践したのはもう8年も前の事ですが昨日のことのように思い出しますね。当時は2ちゃんねるに投稿して先輩にアドバイスをもらうことができる環境ですが、現在は閉鎖してしまい、誰かに質問することが難しくなってきているようです。

私が実践していたのは2007年発行の赤ちゃんとおかあさんの快眠講座で実施しました。かなり読み込んでいて書き込みもしていたので本はボロボロですが今でも大切にとってあります。私の育児の大切な思い出でもあります。

ジーナ式ってこんな育児方法

ジーナ式を一言でいうと、「睡眠と食事と運動量を調節して、学校のように決まった時間に決まった行動をしてもらう育児」だといえます。大人になってくると、やらなくてはいけない仕事が増えて、少し食べなくても、少し寝なくてもいつも通り過ごすことができるようになって忘れていますが、子供睡眠の長さと食事の量と運動量は限りなくつながっています。食べたら食べた分寝ないし、運動したら運動した分、寝てくれます。この調節を子供の様子後よく見ながら探っていくことです。何時間くらい、どのような遊びや運動をさせたらよく寝られるのかを研究することです。

ジーナ式で育ててよかったこと

ジーナ式で一番良かったことは夜きちんと自分が寝られることです。夜寝られないことは私にとっては重要なことでした。食べなくても何とか生活できるmalinconiaですが、睡眠だけはとらないと体がもたない性質です。生まれて2週間で限界がきて、暴言吐きそうになる自分がいました。なので、できる限り子供にも夜寝てもらうようにしていました。新生児との生活って、今までの妊娠期の生活に比べて自分の都合で動けなくなります。ただでさえストレスフルな生活の中、眠れることで少しストレスが軽減されたのは間違いありません。また、夜は安定して眠ってくれたので、夜遅く帰ってきた旦那と今日一日どんなことがあってどんなことが大変だったのか、話し合う時間を必ず取り、ここでもストレスの軽減をしていました。

ジーナ式はかわいそう

ネット情報では、「かわいそう」「泣かせたままなんて不安」だという声があふれています。しかし、よく考えてください。いずれは、夕飯の時間を決めて寝る時間を決めるのは親のほうです。それをいつかはやってもらわなきゃならない。3歳なのに22時まで起きて過ごしているのは健康上、発育上良くないことはだれが考えてもわかることです。それは8歳になった今でも22時を過ぎれば学業に支障をきたしてしまうことも考えられます。そんな生活をいつからやらせるのか、ただそれだけの気がします。実際に育ってきた8歳は宿題は言われずにやりますし、一度習ったことを忘れることもない様子です。同じ育て方をされた、malinconiaの妹の旦那(ドイツ人)もエンジニアとして立派に働いています。とてもやさしい旦那さんです。ジーナ式で育てられたから将来心配ということもないといえます。

ジーナ式新旧の大きな違い

私が実践していたのは2007年発行の赤ちゃんとおかあさんの快眠講座で実施しましたが、新しく2020年発行のものが最新版になります。大きく違うことは、寝ている間も一緒にいることが最大の違いです。これはどうして寝ている間も一緒にいることが推奨されたのかは不明ですが、確かに生きているかどうかを確認できるという意味では大切なことかもしれません。ただ、今の私から考えたら、寝ているときくらい離れて自分の好きなことをしたり、リラックスする時間に充てるほうが精神衛生上プラスに働くと考えます。ジーナ式のスタイルで行くと、子供が起きてしまって勝手に歩き回れないように足が出ないスリーパーに入れてベッドに固定します。これであれば部屋をうろうろされる心配ないので安心して目を離せます。

ジーナ式のデメリット

ジーナ式のデメリットは簡単には遊びに行けないことぐらいだと思います。まわりに同じジーナ式を実践している友達が一人でもいると全然違ったかと思いますが、ジーナ式だと睡眠時間が厳密に、そして時間が月齢によって全く違ってくるし、しかもお昼寝がとても短いので、ママ友とのランチとかには困りました。

ほかにも、子供の様子をかなり厳しい目で見届けていかないと失敗します。乳首を咥えながら半目が開いている。これは寝ていると判断するのか、起きていると判断するのか。2歳になって、夏の公園で遊ぶときの体力の消耗の仕方と冬の公園で遊ぶ時の体力の消耗の仕方はどう違うのか、その後の昼寝の睡眠にどのように影響するのかを研究しなければならないことです。

多少寝なくとも体が動いて家事育児をやりこなせる人には向かないかもしれません。かなり厳密に時間が決まっているので、融通が利きません。ジーナ式はゆるくやっていればいるほどうまくいきません。かなりの覚悟が必要です。多少子供が夜中寝なくて付き合ってやっても昼間にそこそこ動ける方はかえってストレスになるかもしれません。

ジーナ式について見解を書いてみました。私は何を選択しても正解だと思うようにして子育てをしています。不安だってあるし、後悔だってある。それでも前に進まなきゃいけない母親業は本当に苦行だと思います。人生の修行ですね。そんな、一生懸命頑張るおかあさんをちょっとでもストレスから解放されるように、やっておけばよかったと後悔しないようにジーナ式をおすすめします。乳児の母が少しでも眠れますように…

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